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2016年11月6日
ヘイトスピーチ対策法成立! 効果と課題を考える
京都でつくる!! 有効なヘイトスピーチ対策は!?
5月24日、ヘイトスピーチ対策法が国会で成立しました。「不当な差別的言動を許さない」という理念を示した法律が、差別を目的とする行為をいかに抑止できるのか。人種差別、部落差別、障害者差別が繰り返されるなか、差別行為により危害・被害を受けている現場から具体的に見ていきます。前半の話をふまえて、差別解消をめざす各運動と今日の法制化との共通項と相違点を確認し、自治体での条例化の課題や、地域でできる取り組みについて考えます。また、複合差別の問題についても深めたいと思います。
【内容】
●法制化を迎えて ~各差別の現場から「ともに生きる社会」の理念と現実~
李信恵さん(フリーライター、反ヘイトスピーチ裁判原告)
阿久澤麻理子さん(大阪市立大学教員)
矢吹文敏さん(日本自立生活センターJCIL代表)
●ヘイトスピーチ対策法の歴史的な位置づけと課題
板垣竜太(会共同代表)、金尚均(会共同代表)
●京都の市民条例案について
【写真】
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2016年3月27日
院内情勢報告 & 京都の市民条例案発表
今年1月に大阪市で「ヘイトスピーチへの対処に関する条例」が成立しました。いくつか課題点はあるものの、全国初のヘイトスピーチ対策条例の波及効果が期待されます。国会では「人種差別撤廃基本法」の実現に向けて議員連盟が立ち上がり、活発な院内集会が開催されています。ヘイトスピーチNOの声は確実に広がっています。
京都でも、市民ワークショップで対策案を吟味し、府・市に4459筆の署名を提出し、自治体議員との政策懇親会も重ねてきました。いよいよ市民が考えた条例案を形にすべき時だと考え、会の事務局で相談したものを提案したいと思います。みなさん、ぜひともご意見ください!さらに、全国のコリアンルーツの高校生を対象におこなったアンケート結果の分析を阿久澤さんにしていただき、国会の法案審議の状況を師岡弁護士から報告してもらいます。被害事実とその影響をじっくりみつめ、国際人権基準から見た日本の対策の遅れを挽回しましょう。
【内容】
●基調講演 ~発足から1年、運動趣旨と経過を振り返る~
金尚均さん(龍谷大学教員、会共同代表)
●被害実態調査報告 ~全国の民族学校生徒アンケート結果より~
阿久澤麻理子さん(大阪市立大学教員)
●「人種差別撤廃基本法」の実現へ ~院内情勢報告~
師岡康子さん(外国人人権法連絡会)
●京都の市民条例案の提言 ~盛り込んだ内容の説明~
上瀧浩子さん(弁護士、会共同代表)
【写真】
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